ゴジラ映画全22作
16. ゴジラ
THE RETURN OF GODZILLA(GODZILLA 1985)
1984年12月15日封切 上映時間1時間43分
カラー・ビスタビジョンサイズ(パナビジョン)
動員/320万人
<スタッフ>
製作・原案/田中友幸 監督/橋本幸治 協力製作/田中文雄 脚本/永原秀一 撮影/原一民 美術/桜木晶 音楽/小六禮次郎 照明/小島真二
[特殊技術]特技監督/中野昭慶 撮影/山本武、大根田俊光 美術/井上泰幸 照明/三上鴻平 特殊効果/渡辺忠昭、久米攻 造型/安丸信行 操演/松本光司
<出演者>
三田村清輝/小林桂樹 牧吾郎/田中健 奥村尚子/沢口靖子 奥村宏/宅麻伸 林田信/夏木陽介 武上弘隆/内藤武敏 浮浪者/武田鉄矢 神崎/小沢栄太郎 江守/鈴木瑞穂 毛利/織本順吉 加倉井/御木本仲介 大河内/森幹太
●復活ゴジラ
 ゴジラが沈黙を守っていた9年間は、ファンによるゴジラ再評価の時代だった。昭和30年代、ゴジラを観て育った子供たちが成人し、ゴジラの本などを企画編集するようになったのである。
 だが、ファンの飢えは、ときおりおこなわれる過去の作品のリバイバル上映でいやすしかなく、新作を望む声は日増しに高まっていった。
 そんな中で登場したこの作品は、ゴジラを恐怖の怪獣に戻すことをコンセプトにした大作で、結果的には大ヒットを記録した。
 なお、この作品は、第1作『ゴジラ』の続編という形をとり、第2作『ゴジラの逆襲』から第15作『メカゴジラの逆襲』までの出来事はなかった、という設定になっている.。