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東京編1 |
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1. 数寄屋橋(1) | |
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上は、第1作『ゴジラ』(1954)のあまりにも有名なスチール。日比谷方面から東海道線のガード越しに、数寄屋橋、銀座を望んだ構図である。ジラの左後ろに見える日劇の同所には、現在、上の写真の通り、マリオンが建っている。こちらの光景は、84年の「ゴジラ」でもおなじみ。ゴジラが新幹線を襲った場所である。 ゴジラの右後ろに服部時計店(和光)の建物が見える。 |
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2. 芝 | |
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赤羽橋方面から望んだ東京タワー周辺。下は『モスラ』(1961)のスチールだが、けっしてミニチュア製作に手をぬいたわけではない。30年間で東京は、まぎれもなく大変貌を遂げたのである。 |
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3. 勝鬨橋 | |
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隅田川にかかる勝鬨橋を南方から望んだこのカットも、東京の変貌を大きく物語っている。上は第1作Fゴジラ』のスチールだが、川の西岸には町工場らしき建物や軒の低い家屋がぎっしり並んでいる。それに対し、現在は川端の再開発計画もあって高層ビルが林立。近い将来、悪評高いカミソリ堤防もなくなるだろう。 |
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4. 数寄屋橋(2) | ||
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これまた第1作『ゴジラ』のスチールだが、ゴジラの右手に見えるのが1.でふれた森永の広告塔である。映画公開の前年に建造され、東洋最大の広告塔として長らくく銀座名物にもなっていたが、現在、同じ場所にはキーコーヒーの看板が掲げられている。しかし2つの写真をよく見ると、広告塔のあった不二越ピルの外装はほとんど変わっていない。ゴジラに壊されなかったピルだけのことはある。 |