ゴジラ映画全22作
21. ゴジラVSスペースゴジラ
GODZILLA VS SPACEGODZILLA
東宝映画(東宝配給)1994年12月10日封切
上映時間1時間48分
カラー・ビスタビジョンサイズ 動員/340万人
<スタッフ>
製作/田中友幸 協同製作/富山省吾 監督/山下賢章 脚本/柏原寛司 書楽/服部隆之
[特殊技術]特技監督/川北紘一 撮影/江口憲一、大川藤雄 美術/大澤哲三照明/斉藤薫 操演/三橋和夫 特殊効果/渡辺忠昭
<出演者>
新城功二/橋爪淳 三枝未希/小高恵美 佐藤清志/米山善吾 麻生孝昭/中尾彬 大久保晋/斉藤洋介 兵藤巌/上田耕一 瀬川隆之/佐原健二 鈴木/宮坂ひろし 大野/木下ほうか マミーロフ/ロナルド・ヘアー
●宇宙のゴジラ襲来
 本来なら、『ゴジラVSメカゴジラ』がVSシリーズ最終作となるはずであった。というのも、この後にはアメリカ・トライスター社のゴジラ映画が控えており、東宝としては、それを待ってから、新たな世界観によるゴジラシリーズを再開しようと考えていたのである。
 しかし、トライスターのゴジラが遅々として進展しないため、VSシリーズの続行が決定、『ゴジラVSスペースゴジラ』が製作された。新怪獣スペースゴジラに加えて、リトルゴジラ、新モゲラ、妖精モスラが登場。監督、脚本、音楽に新スタッフを迎え、新しいタイプのゴジラ映画をめざそうとした心意気がうかがえる。