ゴジラ映画全22作
20. ゴジラVSメカゴジラ
GODZILLA VS MECHAGODZILLA
東宝映画(東宝配給)1993年12月11日封切
上映時間1時間48分
 カラー・ビスタビジョンサイズ 動員/380万人
<スタッフ>
製作/田中友幸 プロデューサー/宮山省吾 脚本/三村渉 監督/大河原孝夫 音楽監督/伊福部昭
[特殊技術]特技監督/川北紘一 撮影/江口倉一、大根田俊光 美術/大澤哲三 照明/斉藤兼 操演/鈴木豊 特殊効果/渡辺忠昭
<出演者>
青木一馬/高嶋政弘 五条梓/佐野量子 三枝未希/小高恵美 佐々木拓也/原田大二郎 曽根崎淳/宮川一朗太 瀬川長官/佐原健二 桂木邦雄/ラサール石井 細野所長/高島忠夫く特別出演) 麻生司令官/中尾彬 大前博士/川津祐介
●戦闘に次ぐ戦闘
 当初、ゴジラシリーズは1年ブランクを置いて製作されるはずだったが、前作の大ヒットにより、予定が1年繰り上げられることになった。
 全編を通して、めくるめく戦闘が繰り広げられる映画である。特撮シーンが占める割合は、ゴジラシリーズ全作品中、もっとも多いのではないだろうか。といっても、ドラマ部分がおろそかにされているわけではなく、むしろ、人類が直接メカゴジラに搭乗して闘っている分、特撮と本編が見事に融合している。伊福部昭の新曲「Gフォースマーチ」も戦闘をおおいに盛り上げてくれた。また、ラドンの復活、ベビーゴジラの登場なども話題を呼んだ作品である。